森ヒルズＲ、今期経常を0.1％上方修正、分配金も270円増額

　森ヒルズリート投資法人 <3234> [東証Ｒ] が6月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年7月期の経常利益を従来予想の63億6000万円→63億6400万円(前期は64億0500万円)に0.1％上方修正し、減益率が0.7％減→0.6％減に縮小する見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の3050円→3320円(前期は3040円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本投資法人は、「2023年1月期決算短信（REIT）」記載の2023年7月期（第34期：2023年2月1日～2023年7月31日）の運用状況の見通しにおいて、租税特別措置法第65条の7「特定の資産の買換えの場合の課税の特例」及び第65条の8「特定の資産の譲渡に伴い特別勘定を設けた場合の課税の特例」を適用し、ラフォーレ原宿（底地）の譲渡益の一部を圧縮特別勘定積立金として内部留保することを前提としていましたが、同決算期の決算発表時点までに買換資産の取得の決定が見込まれないことから、別紙のとおり譲渡益の全額を分配金に充当することに前提を変更するとともに、最近の運用状況の動向を反映した結果、１口当たり分配金に5％以上の差異が生じる見込みとなったため、運用状況及び分配金の予想を修正するものです。