<動意株・29日>(大引け)=ボヤージュ、NSユナイテッド海運、中村超硬など
NSユナイテッド海運<9110.T>=後場上昇加速。同社は筆頭株主の新日鉄住金<5401.T>を大口荷主とし、鉄鉱石などを運ぶばら積み船を主力としている。ここにきてばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は戻り歩調を強めている。前日時点で26ポイント高の929と5日続伸、5月24日以来約1カ月ぶりの水準を回復しており、これが同社株にとって追い風材料となっている。
中村超硬<6166.T>=急反発。いちよし経済研究所は28日、同社株のフェアバリューを1200円から2200円に引き上げた。レーティングの「B」は継続した。同社は太陽電池ウエハ切断用ダイヤモンドワイヤ中心の電子材料スライス周辺事業が主力。多結晶ウエハ切断用ダイヤモンドワイヤ(電子材料スライス周辺事業)の需要が想定以上に強いことに加え、生産性向上や原価低減効果も見込み同証券では18年3月期の営業利益予想を従来の3億円から8億円に引き上げたほか、19年3月期は同5億円を13億円に見直している。ただ、事業環境の急激な変化や中国ワイヤメーカーの台頭などもリスク要因として挙げている。
J.フロント リテイリング<3086.T>=4日ぶり大幅高。同社が28日取引終了後に発表した18年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算は、売上収益が1140億8400万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は129億9200万円(同36.8%増)、最終利益は87億2000万円(同23.1%増)と高水準の伸びを示しており、これがポジティブサプライズとなって買いを誘っている。インバウンド消費が好調で収益を押し上げる格好となった。通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、不動産売却効果もあって通期最終利益265億円(前期比2.6%減)予想に対する第1四半期の進捗率は32.9%に達している。
日本カーバイド工業<4064.T>=大幅続伸。低位株物色の波に乗り動意本番の様相となってきた。電子材料やファインケミカル分野にも展開する化学メーカーで、子会社で手掛けるアルミ建材がマンション向けに好調で業績に貢献している。PBRは依然として0.8倍前後と解散価値を大きく下回り、割安感がある。材料株素地に富み、2013年に特定資金の買い攻勢思惑を背景に大相場を形成、同年6~7月に800円台目前まで買われた実績がある。
カネヨウ<3209.T>=一時ストップ高し、年初来高値更新。2013年10月につけた153円を抜き2006年6月以来11年ぶりの高値圏に突入している。兼松系でインテリアや寝装品を手掛けており、業績は回復トレンド。前17年3月期営業利益段階で前の期の3.6倍と高変化を示し、18年3月期も増益を維持する見通しにある。ここ動意含みにあったが、一気に低位株物色の波に乗った。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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