大引けの日経平均は前週末比56.79円高の21835.53円となった。東証1部の売買高は13億1043万株、売買代金は2兆388億円だった。業種別では、医薬品が2%台の上昇、水産・農林、電気・ガス、小売、食料品、倉庫・運輸関連鉄鋼が上昇率上位で、内需・ディフェンシブセクターの買い戻しが中心となった。一方、下落率上位は、原油市況の上昇一服で石油・石炭がトップだが、証券、その他製品、非鉄金属、保険、金属製品、海運、不動産と続いており、焦点の定まらない相場展開だった。
個別では、買い材料が乏しい中で、13日の決算発表で18.2期の純利益が倍増し今期も営業利益が33%増、純利益も13%増になると発表したキリン堂HD<3194>が22%上昇と急伸し東証1部市場での上昇率第1位、ブロンコB <3091>が20%上昇と第2位の上昇率となった。13日に18.3期の純利益が36%増から16%減の290億円と一転して減益になったと発表したヤマ電<9831>が9%安と売り込まれた。出来高のトップは、マネックスG <8698>で2億3530万株と連日の大商いで3%高となった。
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