【売り】㈱白鳩（3192）小田急との資本業務提携が好感されストップ高。過熱感漂い、今後は急落のおそれも= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱白鳩（3192）

下着専門の通信販売会社。
1974年設立、本社所在地は京都府京都市。

■注目理由
10月13日に決算を発表。
平成28年８月期（平成27年９月１日～平成28年８月31日）の業績は、前年同期比で売上高+9.6％、経常損益は+3.2％となった。
5期連続で過去最高益を更新する見通しとなっており、好調だ。

一方でチャートを見ると、株価は10月28日終値の524円から31日終値の624円まで19％も上昇。
31日に小田急電鉄との資本業務提携を発表したが、今後の展開や財務基盤強化などが期待されたようだ。（出典：2016年10月31日　Kabutanニュース）
11月1日の株価も引き続き上昇し一時724円まで上昇する局面も見られたが、陰線をつけていることから売り圧力の強まりが伺えるので、短期的に下落が続く可能性がある。
10月31日終値時点でPERは16.79倍、PBRは3.09倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。