決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 日立、キーエンス、デクセリ (2月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　中部鋼鈑 <5461>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の94億円→115億円(前期は55.2億円)に22.3％上方修正し、増益率が70.1％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　サックスバー <9990>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は14.9億円の黒字(前年同期は11.1億円の赤字)に浮上したが、通期計画の22.5億円に対する進捗率は66.5％にとどまり、5年平均の76.3％も下回った。

★No.3　日東工器 <6151>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.3％増の31億円に伸び、通期計画の36.6億円に対する進捗率は84.7％に達し、5年平均の75.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5461> 中部鋼鈑 　　　東Ｐ 　 +19.30 　　2/ 1　　　3Q　　　205.81
<9990> サックスバー 　東Ｐ 　 +10.81 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転
<6151> 日東工器 　　　東Ｐ　　 +9.39 　　2/ 1　　　3Q　　　 17.34
<4768> 大塚商会 　　　東Ｐ　　 +8.70 　　2/ 1　本決算　　　　5.23
<5191> 住友理工 　　　東Ｐ　　 +7.38 　　2/ 1　　　3Q　　　906.09

<3371> ソフトクリエ 　東Ｐ　　 +6.97 　　2/ 1　　　3Q　　　　9.82
<6653> 正興電 　　　　東Ｐ　　 +6.80 　　2/ 1　本決算　　　 27.17
<6632> ＪＶＣケンウ 　東Ｐ　　 +4.99 　　2/ 1　　　3Q　　　528.63
<6436> アマノ 　　　　東Ｐ　　 +4.22 　　2/ 1　　　3Q　　　 24.37
<3173> コミニックス 　東Ｐ　　 +4.02 　　2/ 1　　　3Q　　　 54.77

<8282> ケーズＨＤ 　　東Ｐ　　 +3.92 　　2/ 1　　　3Q　　　-25.26
<6501> 日立 　　　　　東Ｐ　　 +3.18 　　2/ 1　　　3Q　　　-23.00
<4044> セ硝子 　　　　東Ｐ　　 +2.55 　　2/ 1　　　3Q　　　111.03
<6861> キーエンス 　　東Ｐ　　 +2.01 　　2/ 1　　　3Q　　　 22.74
<9042> 阪急阪神 　　　東Ｐ　　 +1.95 　　2/ 1　　　3Q　　　172.93

<5481> 山陽鋼 　　　　東Ｐ　　 +0.69 　　2/ 1　　　3Q　　　 42.29
<4980> デクセリ 　　　東Ｐ　　 +0.58 　　2/ 1　　　3Q　　　 40.74

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース