―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アインHD <9627>
23年4月期の連結経常利益は前の期比6.4%増の170億円に伸びたが、24年4月期は前期比4.5%減の163億円に減る見通しとなった。
▲No.2 ハイレックス <7279>
23年10月期の連結経常損益を従来予想の66億円の黒字→36億円の黒字(前期は24.7億円の赤字)に45.5%下方修正した。
▲No.3 ゼネラルパ <6267>
23年7月期第3四半期累計(22年8月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比56.6%減の3.9億円に大きく落ち込み、通期計画の9.3億円に対する進捗率は42.2%にとどまり、5年平均の66.9%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9627> アインHD 東P -11.55 6/ 2 本決算 -4.47
<7279> ハイレックス 東S -1.06 6/ 2 上期 赤転
<6267> ゼネラルパ 東S -1.02 6/ 2 3Q -56.64
<3172> ティーライフ 東S -0.72 6/ 2 3Q -12.65
<9678> カナモト 東P -0.32 6/ 2 上期 -26.40
<4627> ナトコ 東S -0.27 6/ 2 上期 -61.56
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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