エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比5.8%増の37.43億円、セグメント利益は同29.1%増の16.03億円となった。事業者のコスト削減や省エネルギー化のため、電力基本料金削減コンサルティング、各種省エネ設備の販売を推進し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。また、前期から販売を開始した事業用太陽光発電システム、IoT機器は好調に販売を拡大した。
スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前年同期比14.1%増の32.65億円、セグメント利益は同24.8%増の4.04億円となった。脱炭素による再生可能エネルギーへの関心の高まりや、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加といった市場環境による底堅い需要がある蓄電池の販売を積極的に推進し、好調に販売を拡大した。
小売電気事業の売上高は前年同期比43.0%増の92.13億円、セグメント利益は同23.4%減の9.74億円となった。電力の調達改善を顧客に提案し、順調に受注を伸ばしている。当第3四半期累計期間において電力調達における相対電源の比率を高めたが、10月より電力調達価格が上昇した影響により、前年同四半期に比べて利益率は低下した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.7%増の200.25億円、営業利益が同87.8%増の31.00億円、経常利益が同80.8%増の31.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同85.1%増の20.73億円とする期初計画を据え置いている。
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