富士山ＭＳは後場大幅高、第３四半期営業利益は２ケタ増益で高進捗率

　富士山マガジンサービス<3138.T>は後場急伸。午後０時３０分ごろに発表した第３四半期累計（１～９月）連結決算が、売上高３１億９８００万円（前年同期比３０．２％増）、営業利益１億８３００万円（同１７．２％増）、純利益１億円（同６．４％減）と２ケタ営業増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が９８％に達したことが好感されている。

　総登録ユーザー数（一般購読者及び法人購読者の合計数）が３１６万６７８９人（前年同期比７．７％増）、うち課金期間が継続している継続課金ユーザー数が５９万７０１６人（同０．６％増）と着実に伸びていることに加えて、配送請負業務で期初に想定していたコストに比べて、発生するコストを抑えることができたことが寄与した。

　なお、１９年１２月期通期業績予想は、売上高４３億８００万円（前期比２４．３％増）、営業利益１億８７００万円（同２５．８％減）、純利益９９００万円（同４５．３％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS