エコノス、今期経常を3倍上方修正

　エコノス <3136> [札証Ａ] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比13倍の9400万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3200万円→9500万円(前期連結は400万円)に3.0倍上方修正し、増益率が8.0倍→24倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2500万円の赤字→3800万円の黒字(前年同期は1200万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は3700万円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.4％→4.8％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第３四半期累計期間においては、巣ごもり消費に強い業態の売上高が好調に推移し、インターネット販売の強化とコストコントロールの徹底に努めたこと並びにグリーン住宅ポイントの商品交換事業による収益が計上されたことにより、売上高及び各段階利益が好調に推移いたしました。また、当第３四半期会計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んでいたオフハウス業態においても回復の兆しが見られたことなどにより、通期業績について前回発表予想を上回る見通しとなりました。※上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。