エコノス、上期経常は3.6倍増益で上振れ着地・通期計画を超過

　エコノス <3136> [札証Ａ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.6倍の5700万円に急拡大し、従来予想の3000万円を上回って着地。
　通期計画の3200万円に対する進捗率が178.1％とすでに上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は2500万円の赤字(前年同期は1200万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比4.9倍の3400万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.0％→4.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間の売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による個人消費の冷え込みが続いたものの、当社においては巣ごもり消費に強い本、ホビー関連、オーディオ及び楽器等の販売が好調に推移したこと及びインターネット販売を継続して強化したことなどから、前回公表いたしました予想を上回る結果となりました。また、各段階利益につきましても、コストコントロールの徹底に努めることなどにより、前回予想を上回る結果となりました。　なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染状況の推移や依然として先行き不透明な消費動向を慎重に考慮し、2021年５月14日に公表いたしました予想値に変更はありません。今後の動向に応じて業績予想の修正が必要となった場合には速やかに公表いたします。※上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。