「コロナウイルス」が3位にランクイン、新型肺炎の感染拡大で関心度急上昇<注目テーマ>

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「コロナウイルス」が3位に急上昇している。
中国・武漢で昨年12月以降発生している新型コロナウイルスの肺炎の感染が拡大している。中国全体における患者数は300人を突破したほか、海外での感染も広がり、米国でも初めての患者が確認された。人から人への感染の可能性も高まっていることから、中国の春節(旧正月)で人の移動が活発化するのを控えて、更なる感染拡大が警戒されている。
中国初の新型肺炎を巡っては、02年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)もコロナウイルスが原因だった。今回確認されたコロナウイルスは、SARSや同じくコロナウイルスによる中東呼吸器症候群(MERS)とは別の種類のウイルスとされ、特効薬やワクチンの開発には時間がかかり、これも感染拡大への警戒感を強めることにつながっている。
これを受けて、防護服の川本産業<3604.T>やアゼアス<3161.T>などが連騰しているほか、産業用マスクの興研<7963.T>、重松製作所<7980.T>などの産業マスク関連、ダイワボウホールディングス<3107.T>、シキボウ<3109.T>、ユニ・チャーム<8113.T>などの一般向けマスク関連、クリーンルームの日本エアーテック<6291.T>、発熱者スクリーニングの赤外線サーモグラフィの日本アビオニクス<6946.T>なども上昇。更に、21日にはウイルス除去・除菌製品を手掛ける大木ヘルスケアホールディングス<3417.T>が、きょうは同じく除菌製品を手掛ける中京医薬品<4558.T>がにわかに人気化するなど新たな関連銘柄も出てきており、関心はしばらく高いまま継続しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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