スーパーＶが後場急落、未定としていた２４年２月期業績予想は赤字幅拡大を見込む

　スーパーバリュー<3094.T>が後場に入り急落している。午前１１時３０分ごろ、未定としていた２４年２月期の単独業績予想について、売上高７０４億３１００万円（前期比３．９％増）、営業損益２０億８２００万円の赤字（前期１６億２４００万円の赤字）、最終損益２０億７２００万円の赤字（同１９億３７００万円の赤字）を見込み、配当予想を無配（前期無配）にすると発表しており、売り材料視されている。

　親会社であるＯＩＣグループの子会社で食品スーパーのロピアとのシナジーの早期発揮に向けたさまざまな取り組みを進めるなか、店舗改装に伴う一時的な損失が発生するほか、効果発現には期間を要することなどが要因としている。なお、同時に発表した第３四半期累計（２３年３～１１月）決算は、売上高５１２億１９００万円（前年同期比２．１％増）、営業損益１７億６４００万円の赤字（前年同期１４億７２００万円の赤字）、最終損益１７億４７００万円の赤字（同１４億４１００万円の赤字）だった。


出所：MINKABU PRESS