決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … テイツー、サイステップ、テラスカイ (10月16日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　テラスカイ <3915>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比20.3％減の2.9億円に減り、通期計画の11.8億円に対する進捗率は25.3％にとどまり、5年平均の46.6％も下回った。

▲No.6　マキュリＲＩ <5025>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比64.7％減の2400万円に大きく落ち込み、通期計画の5300万円に対する進捗率は45.3％となり、前年同期の48.2％とほぼ同水準だった。

▲No.7　日本国土開発 <1887>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は6.4億円の赤字(前年同期は8.7億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3915> テラスカイ 　　東Ｐ 　 -11.72 　 10/16　　上期　　　-20.32
<4270> ＢｅｅＸ 　　　東Ｇ 　 -11.43 　 10/16　　上期　　　 44.10
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東Ｓ　　 -9.45 　 10/16　　　1Q　　　 53.97
<7997> くろ工 　　　　東Ｓ　　 -7.89 　 10/16　　　3Q　　　　赤縮
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東Ｐ　　 -6.77 　 10/16　　　3Q　　　 23.15

<5025> マキュリＲＩ 　東Ｇ　　 -6.42 　 10/16　　上期　　　-64.71
<1887> 日本国土開発 　東Ｐ　　 -6.14 　 10/16　　　1Q　　　　赤転
<3823> ＷＨＤＣ 　　　東Ｓ　　 -4.82 　 10/16　本決算　　　　　－
<2404> 鉄人化計画 　　東Ｓ　　 -4.20 　 10/16　本決算　　 2500.00
<7610> テイツー 　　　東Ｓ　　 -2.78 　 10/16　　上期　　　 15.40

<3810> サイステップ 　東Ｓ　　 -2.55 　 10/16　　　1Q　　　　赤拡
<7808> ＣＳランバー 　東Ｓ　　 -2.36 　 10/16　　　1Q　　　-29.60
<6814> 古野電 　　　　東Ｐ　　 -2.32 　 10/16　　上期　　　162.78
<3548> バロック 　　　東Ｐ　　 -1.64 　 10/16　　上期　　　275.45
<3094> スーパーＶ 　　東Ｓ　　 -1.20 　 10/16　　上期　　　　赤縮

<9948> アークス 　　　東Ｐ　　 -0.59 　 10/16　　上期　　　　6.80
<9979> 大庄 　　　　　東Ｓ　　 -0.09 　 10/16　本決算　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース