決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＨＯＹＡ、ヤマハ発、カプコン (5月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月26日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　スミダコーポ <6817>
　19年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比39.9％減の2.6億円に落ち込み、通期計画の50.7億円に対する進捗率は5.2％にとどまり、3年平均の17.8％も下回った。

▲No.2　ニチアス <5393>
　19年3月期の連結経常利益は前の期比6.3％増の231億円に伸びたが、20年3月期は前期比8.5％減の212億円に減る見通しとなった。

▲No.3　ＰＬＡＮＴ <7646>
　19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の最終損益(非連結)は36.9億円の赤字(前年同期は23.8億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6817> スミダコーポ 　東１ 　 -20.22 　　5/ 7　　　1Q　　　-39.91
<5393> ニチアス 　　　東１ 　 -16.43 　　5/ 7　本決算　　　 -8.51
<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東１ 　 -16.02 　　5/ 7　　上期　　　-64.52
<7272> ヤマハ発 　　　東１ 　 -14.77 　　5/ 7　　　1Q　　　 -6.49
<5367> ニッカトー 　　東１ 　 -11.31 　　5/ 7　本決算　　　-20.20

<3132> マクニカ富士 　東１　　 -8.98 　　5/ 7　本決算　　　　3.05
<4919> ミルボン 　　　東１　　 -8.27 　　5/ 7　　　1Q　　　 -3.81
<8118> キング 　　　　東１　　 -8.01 　　5/ 7　本決算　　　　2.56
<8255> アクシアル 　　東１　　 -5.89 　　5/ 7　本決算　　　-12.35
<9697> カプコン 　　　東１　　 -5.19 　　5/ 7　本決算　　　　7.18

<3191> ジョイ本田 　　東１　　 -3.49 　　5/ 7　　　3Q　　　　6.38
<7419> ノジマ 　　　　東１　　 -3.30 　　5/ 7　本決算　　　　0.73
<8739> スパークス 　　東１　　 -2.93 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<3564> ＬＩＸＩＬビ 　東１　　 -2.90 　　5/ 7　本決算　　　-14.80
<9600> アイネット 　　東１　　 -2.34 　　5/ 7　本決算　　　　1.83

<9702> アイエスビー 　東１　　 -2.20 　　5/ 7　　　1Q　　　 18.07
<9039> サカイ引越 　　東１　　 -1.68 　　5/ 7　本決算　　　　0.73
<7741> ＨＯＹＡ 　　　東１　　 -1.66 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<3082> きちりＨＤ 　　東１　　 -1.57 　　5/ 7　　　3Q　　　 18.99
<6547> グリーンズ 　　東１　　 -0.59 　　5/ 7　　　3Q　　　 29.31

<8012> 長瀬産 　　　　東１　　 -0.24 　　5/ 7　本決算　　　　1.34

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース