―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月14日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アスクル <2678>
23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比9.0%減の29.4億円に減り、通期計画の143億円に対する進捗率は20.6%となり、5年平均の21.7%とほぼ同水準だった。
▲No.2 ムトー精工 <7927>
23年3月期の連結最終利益を従来予想の8億円→5.5億円(前期は5.2億円)に31.3%下方修正し、増益率が53.6%増→5.6%増に縮小する見通しとなった。
▲No.3 銚子丸 <3075>
23年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比56.3%減の1.4億円に大きく落ち込んだが、6-11月期(上期)計画の1.4億円に対する進捗率は97.3%に達し、4年平均の68.1%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2678> アスクル 東P -10.75 9/15 1Q -9.04
<7927> ムトー精工 東S -5.74 9/15 1Q 97.21
<3075> 銚子丸 東S -0.79 9/15 1Q -56.33
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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