銚子丸が７日続伸、２１年５月期業績予想を上方修正し２期ぶり復配へ

　銚子丸<3075.T>が７日続伸している。１５日の取引終了後、２１年５月期の単独業績予想について、売上高を１７８億７００万円から１７９億５１００万円（前期比０．７％減）へ、営業利益を３億６００万円から６億７２００万円（同９．４倍）へ、純利益を１億４９００万円から３億５８００万円（前期９３００万円の赤字）へ上方修正し、あわせて未定としていた期末一括配当を２期ぶりの復配となる６円にすると発表したことが好感されている。

　全社的に一層のコスト削減に取り組んだことに加えて、ウィズコロナやアフターコロナ時代を見据えてテイクアウト・デリバリーの拡充を積極的に推進したことが奏功したことで、第３四半期累計期間（２０年５月１６日～２１年２月１５日）業績が従来予想を上回ったことが要因としている。

　なお、第３四半期累計決算は、売上高１３５億１００万円（前年同期比８．８％減）、営業利益６億４２００万円（同３８．１％増）、純利益３億３８００万円（同２０．７％増）だった。

出所：MINKABU PRESS