―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アスカネット <2438>
21年4月期の連結経常利益を従来予想の4億7100万円→2億5000万円(前期は7億1000万円)に46.9%下方修正し、減益率が33.7%減→64.8%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 Casa <7196>
21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比29.9%減の8.6億円に減り、通期計画の16.7億円に対する進捗率は51.3%にとどまり、3年平均の77.3%も下回った。
▲No.3 ミライアル <4238>
21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比38.5%減の6.6億円に落ち込んだ。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2438> アスカネット 東M -8.48 12/ 8 上期 赤転
<7196> Casa 東1 -3.68 12/ 8 3Q -29.92
<4238> ミライアル 東1 -2.83 12/ 8 3Q -38.51
<3071> ストリーム 東2 -2.60 12/ 8 3Q 554.29
<2163> アルトナー 東1 -1.88 12/ 8 3Q -2.13
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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