決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … アルメディオ、東リ、オリコン (2月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ザイン <6769>
　23年12月期の連結経常利益は前の期比92.2％減の0.7億円に落ち込んだが、24年12月期は前期比14倍の10.2億円に急拡大する見通しとなった。

★No.2　共栄タ <9130>
　24年3月期の連結経常損益を従来予想の4億円の赤字→5000万円の黒字(前期は2億6700万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

★No.3　アルメディオ <7859>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→32.3億円(前期は5.6億円)に23.9％上方修正し、増益率が4.6倍→5.7倍に拡大し、従来の19期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6769> ザイン 　　　　東Ｓ 　 +20.59 　　2/ 2　本決算　　 1345.07
<9130> 共栄タ 　　　　東Ｓ 　 +19.43 　　2/ 2　　　3Q　　　-93.70
<7859> アルメディオ 　東Ｓ 　 +16.44 　　2/ 2　　　3Q　　　399.00
<7971> 東リ 　　　　　東Ｓ 　 +10.98 　　2/ 2　　　3Q　　　103.48
<6832> アオイ電子 　　東Ｓ　　 +7.61 　　2/ 2　　　3Q　　　　赤転

<4800> オリコン 　　　東Ｓ　　 +6.49 　　2/ 2　　　3Q　　　-12.08
<3842> ネクスジェン 　東Ｇ　　 +5.20 　　2/ 2　　　3Q　　　　黒転
<5903> ＳＨＩＮＰＯ 　東Ｓ　　 +3.46 　　2/ 2　　上期　　　　9.57
<7985> ネポン 　　　　東Ｓ　　 +2.33 　　2/ 2　　　3Q　　　-56.76
<3943> 大石産業 　　　東Ｓ　　 +2.09 　　2/ 2　　　3Q　　　-18.11

<8018> 三共興 　　　　東Ｓ　　 +2.02 　　2/ 2　　　3Q　　　 15.85
<9059> カンダ 　　　　東Ｓ　　 +2.01 　　2/ 2　　　3Q　　　 27.83
<4341> 西菱電機 　　　東Ｓ　　 +1.82 　　2/ 2　　　3Q　　　　赤縮
<5284> ヤマウＨＤ 　　東Ｓ　　 +1.53 　　2/ 2　　　3Q　　　 53.14
<2349> エヌアイデイ 　東Ｓ　　 +1.40 　　2/ 2　　　3Q　　　 14.16

<3067> 東京一番 　　　東Ｓ　　 +0.95 　　2/ 2　　　1Q　　　 44.30
<5697> サンユウ 　　　東Ｓ　　 +0.35 　　2/ 2　　　3Q　　　-35.89
<7509> アイエーＧ 　　東Ｓ　　 +0.28 　　2/ 2　　　3Q　　　　8.85
<8542> トマト銀 　　　東Ｓ　　 +0.17 　　2/ 2　　　3Q　　　-12.35

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース