ただし、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り、消費の強さが再確認され成長期待から上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの、好決算を受けたアマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズの上昇を受けてハイテクが買われ相場全体を押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の3
6410円、円相場は1ドル148円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はハイテク株主導の上昇となった。アマゾンやメタの上昇については先週末の時点で織り込まれているものの、エヌビディアが最高値を更新するなど他のハイテク株に買いが広がったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への波及が見込まれる。
日経225先物はナイトセッションで一時36430円まで買われる場面が見られ、ボリンジャーバンドの+1σ水準を捉えていた。足もとでは36000円での底堅さが見られるなか、+1σに沿った値動きが続いている。決算がピークを迎えるなか、積極的な上値追いの動きは限られそうであり、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすいだろうが、米ハイテク株高が支援材料となるなか、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。
決算では2日の取引終了後に発表したジーテクト<5970>、高橋ウォール<1994>、東京一<3067>、YKT<2693>、共栄タンカー<9130>、三栄コーポ<8119>、タクミナ<6322>、TOA<6809>、ダイヘン<6622>、H2Oリテイル<8242>、アルメディオ<7859>、パナHD
<6752>、大平洋金<5541>、荏原実業<6328>、小松マテーレ<3580>、MRO<3064>、オルガノ<6368>などの動向が注目される。
<AK>
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