「インバウンド」が4位にランク、5月の訪日外客数は2カ月連続の10万人超え<注目テーマ>
1 防衛
2 パワー半導体
3 円安メリット
4 インバウンド
5 メタバース
6 半導体
7 農業関連
8 旅行
9 ディフェンシブ
10 原子力発電
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が4位となっている。
日本政府観光局(JNTO)が15日に発表した5月の訪日外客数(推計値)は、14万7000人と4月の13万9500人を上回り、2カ月連続で10万人を超えた。新型コロナウイルス感染症が落ち着きつつあるなか、世界的に出入国制限が緩和傾向にあるほか、国内では今年3月から観光目的以外の新規入国が一定条件下で再開され、5月には訪日観光再開に向けた実証事業が実施された。
新型コロナが影響する前の19年の同月と比べると94.7%減となっているものの、政府は6月1日から入国者の入国時検査及び入国後待機期間を見直すとともに、10日からは外国人観光客について旅行代理店などを受入責任者とする添乗員付きパッケージツアーの受け入れを再開していることから今後更なる改善が期待される。
7日に閣議決された「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針)で観光立国の復活が掲げられていることもあり、インバウンド関連に位置づけられるビックカメラ<3048.T>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>、資生堂<4911.T>、HANATOUR JAPAN<6561.T>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>などに注目しておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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