―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月30日から3日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アドヴァンＧ <7463>
23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の66.4億円に急拡大し、従来の15.3％減益予想から一転して増益で着地。
★No.2 ＫＴＫ <3035>
22年8月期の連結経常利益は前の期比4.8％増の5億円になり、23年8月期も前期比3.6％増の5.2億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 北恵 <9872>
22年11月期第3四半期累計(21年12月-22年8月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比8.3％増の7.3億円に伸び、通期計画の9.2億円に対する進捗率は79.3％に達し、5年平均の71.2％も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7463> アドヴァンＧ 東Ｓ +4.05 10/ 3 上期 158.02
<3035> ＫＴＫ 東Ｓ +2.37 10/ 3 本決算 3.59
<9872> 北恵 東Ｓ +1.15 10/ 3 3Q 8.28
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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