―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 エスプール <2471>
21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比2.1%減の3.8億円となり、12-5月期(上期)計画の10.9億円に対する進捗率は34.9%にとどまったものの、5年平均の30.3%を上回った。
▲No.3 キユソ流通 <9369>
21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比49.3%減の2.3億円に落ち込み、通期計画の34億円に対する進捗率は6.8%にとどまり、5年平均の17.2%も下回った。
▲No.6 クラウディア <3607>
21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常損益は3億円の赤字(前年同期は2.7億円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2471> エスプール 東1 -6.24 4/ 2 1Q -2.05
<4430> 東海ソフト 東1 -3.48 4/ 2 3Q 6.93
<9369> キユソ流通 東1 -2.68 4/ 2 1Q -49.34
<3035> KTK JQ -2.49 4/ 2 上期 27.78
<6474> 不二越 東1 -2.27 4/ 2 1Q 19.47
<3607> クラウディア 東1 -1.98 4/ 2 上期 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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