しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の33億円→29億円(前期は35.4億円)に12.1%下方修正し、減益率が6.8%減→18.1%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益は前年同期比69.5%減の13.5億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である11-1月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比26.1%減の9.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.2%→6.0%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、「中期経営計画2026 新価値創造1Kプロジェクト」を掲げ、この実現のため、研究開発投資、新製品開発及び販売チャネルの開拓並びに組織体制の強化に注力しております。新製品の販売では、生産委託先の稼働率低下や原料メーカーの出荷制限等による製造遅延が生じ、受注が好調であった「ニューZ」や「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」の広告宣伝の実施が後ろ倒しとなりました。また、既存製品の販売では、法令改正への対応、広告品質の改善及びコールセンターでの応対品質向上の強化を最優先に推進してまいりました。さらに、2024年1月の令和6年能登半島地震による、生産設備の操業停止や漏水等の被害により、製造を受託した医薬品の出荷に遅延が発生いたしました。これらの影響を踏まえ、全体の販売計画を保守的に見直した結果、売上高が予想を下回る見込みとなりました。また、卵殻膜資源の繊維、電池、農業分野への高度利用を目指した「卵殻膜の総合的活用プラットフォーム構築」事業に関する契約が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構との間で正式に締結されました。この支援を受け、当期の研究開発費を想定より増額する見込みとなったこと及び上記の要因で売上高が減少したことにより、利益が予想を下回る見込みとなりました。なお、第3四半期以降は、新製品への広告投資の積極化、CRM施策の拡充、小売り店舗への自社ブランド新製品の投入を積極的に推進する予定です。今後、業績の推移に応じてさらなる修正の必要性が生じた場合には、速やかに公表いたします。
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