篠崎屋が後場急伸、第３四半期営業５０％の大幅増益達成し期末３円５０銭配当へ

　篠崎屋＜2926.T＞が後場に入って急伸、一時前日比３９円高の２００円まで上昇した。
　前場取引終了後に発表した今１４年９月期の第３四半期（１０～６月）単独決算が、売上高３８億３６００万円（前年同期比７．７％増）、営業利益２億１１００万円（同５０．２％増）と増収大幅増益を達成したことを受け、買い気が盛り上がった。パック惣菜や米飯、和菓子の伸びなどが寄与し客単価が上昇、売り上げが拡大し収益力も大きく高まった。
　通期は従来予想の売上高４５億９００万円を４８億１６００万円（前期比４．９％増）、営業利益１億３５００万円を１億８６００万円（同３７．９％増）へ増額修正した。ただ、第３四半期時点で既に利益は通期計画を上回っている。
　あわせて未定としていた期末一括配当を３円５０銭とした。４月１日に実施した１株１００株への株式分割を考慮すると、前期から実質１円の増配になる。

篠崎屋の株価は１４時３６分現在１７０円（△９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）