■BASE <4477> 327円 (+41円、+14.3%)
BASE <4477> [東証G]が急反騰。9日取引終了後に24年12月期連結業績予想の修正を発表。最終損益を700万円の黒字(前期6億600万円の赤字)とし、従来予想の2億700万円の赤字~700万円の赤字から上方修正した。4期ぶりに最終黒字に浮上する見通しとなり、これを好感した買いが入った。第1四半期の事業進捗を精査し、今期の販管費見通しを想定レンジの下限値(最小値)に修正したため。売上高予想は据え置いた。なお、同時に発表した第1四半期決算は売上高が35億9100万円(前年同期比42.6%増)、最終損益が2億1300万円の黒字(前年同期3億5800万円の赤字)だった。
■東洋水 <2875> 11,505円 (+1,435円、+14.3%)
東洋水産 <2875> [東証P]が続急騰。10日、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の最終利益が前期比6.0%増の590億円になる見通しを発表した。前期に続き最高益を更新する計画。更に、前期の配当を50円増額し、今期の年間配当は前期の170円を継続する方針を示した。発表を受けて売り方が買い戻しを迫られる形となり、上昇に弾みがついたようだ。今期の売上高は前期比4.3%増の5100億円を見込む。国内と海外の即席麺事業で増収増益を予想する。
■シンフォニア <6507> 3,775円 (+455円、+13.7%)
シンフォニア テクノロジー <6507> [東証P]が続急騰。10日の午後1時40分ごろ、24年3月期の連結決算を発表。売上高と各利益が計画を上回って着地した。25年3月期の売上高は前期比7.2%増の1100億円、経常利益は同9.2%増の115億円を計画。前期の配当を10円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比5円増配の75円とした。業況と増配見通しを好感した買いが集まったようだ。25年3月期については、 防衛関連製品の需要は増勢継続を予想。 半導体製造装置の需要は今期の後半から回復すると想定する。半導体製造装置の需要動向次第では、今期に過去最高益を更新する可能性もあるとしている。
■シュッピン <3179> 1,390円 (+156円、+12.6%)
シュッピン <3179> [東証P]が5日続急騰。9日取引終了後、25年3月期単独業績予想について売上高を前期比15.9%増の566億1700万円、営業利益を同15.3%増の38億5400万円と発表。売上高、営業利益とも連続過去最高更新の見通しを示したほか、増配も見込んでおり、これが買い手掛かりとなった。ミラーレスカメラや高級機械式時計といった高級趣味嗜好品への需要は今後も底堅いと想定。配当は前期分を33円から36円に引き上げた上で、今期は40円とした。なお、同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比7.1%増の488億4100万円、営業利益が同35.7%増の33億4300万円だった。あわせて、27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高735億1400万円、営業利益55億9800万円を目指す。
■ちゅうぎんF <5832> 1,442円 (+139.5円、+10.7%)
ちゅうぎんフィナンシャルグループ <5832> [東証P]が3日続急騰。10日、前期の配当を17円増額したうえで、25年3月期の年間配当予想を前期比6円増配の53円とすると発表した。加えて、取得総額400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.1%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いの実施も発表している。ちゅうぎんFは今回、株主還元方針を変更。新たな方針では、配当性向40%程度を目標とするとともに、普通株式等Tier1比率(有価証券評価差額金などを除く)11~12%を指標に、資本コントロールを通じた機動的な自己株式の取得を行う。株主還元姿勢を評価した買いが集まったようだ。あわせて、25年3月期の純利益が前期比12.2%増の240億円になる見通しも公表している。
■群馬銀 <8334> 1,061.5円 (+101.9円、+10.6%)
群馬銀行 <8334> [東証P]が3日続急騰。同社は5月9日大引け後(15:30)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比14.3%増の437億円になり、25年3月期も前期比17.6%増の515億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる650万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月10日から6月14日までとなる。
■アオイ電子 <6832> 2,598円 (+248円、+10.6%)
アオイ電子 <6832> [東証S]が急反騰。同社は10日午後1時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業損益は10億5000万円の黒字(前期は15億4800万円の赤字)を見込んでいることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は前期比7.5%増の365億円となる見通し。生産性向上・効率化、徹底したコストダウンなどの取り組みを強化するとともに、高い成長性が見込まれる市場向けに経営資源を積極的に投下していくという。
■ガンホー <3765> 2,659.5円 (+250円、+10.4%)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> [東証P]が続急騰。同社は5月9日大引け後(15:30)に決算を発表、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比21.4%減の69.3億円に減った。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の3.98%にあたる230万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、こちらが好感されたようだ。買い付け期間は5月10日から6月21日までとなる。現在保有の自己株220万株に加え今回取得した全株を6月28日付で消却する。
■アイネット <9600> 2,259円 (+208円、+10.1%)
アイネット <9600> [東証P]が続急騰。同社は5月9日大引け後(15:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比34.9%増の29.3億円に拡大し、25年3月期も前期比9.9%増の32.2億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで4期連続の増収になる。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の5.16%にあたる82万5000株(金額で16億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月10日から5月16日までとなる。うち80万株を5月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。
■エスリード <8877> 3,760円 (+330円、+9.6%)
エスリード <8877> [東証P]が続急伸。同社は10日午後2時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比22.1%増の142億円としていることや、年間配当計画を前期比20円増配の170円としていることが好感されたようだ。売上高は同22.7%増の985億円を見込む。良質なマンション供給体制を着実に成長させるとともに、マンション周辺事業を更に拡充する方針。また、その他の不動産事業の積極的な拡大成長を推し進め、不動産ソリューションにも取り組むとしている。
■コナミG <9766> 10,290円 (+873円、+9.3%) 一時ストップ高
コナミグループ <9766> [東証P]が続急伸、一時ストップ高となった。同社は9日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比5.3%増の845億円としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の132円としていることが好感されたようだ。売上高は同5.5%増の3800億円となる見通し。主力のデジタルエンタテインメント事業が堅調に推移するとみているほか、アミューズメント事業の伸長を見込んでいる。なお、24年3月期通期の連結決算は売上高が前の期比14.6%増の3603億1400万円、営業利益が同73.8%増の802億6200万円で着地した。また、期末配当を従来計画比7円増額の69円にすると発表。これにより、中間配62円とあわせた年間配当は131円(前の期は124円)となる。
■メルカリ <4385> 1,918円 (+160円、+9.1%)
メルカリ <4385> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は5月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結最終利益は前年同期比98.2%増の87.5億円に拡大したことで好感されたようだ。
■藤田観 <9722> 7,250円 (+550円、+8.2%)
藤田観光 <9722> [東証P]が続急伸。同社は5月9日大引け後(15:00)に決算を発表、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比40倍の21.7億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の58億円→85億円(前期は70.8億円)に46.6%上方修正し、一転して20.0%増益を見込み、一気に34期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。
■ダイキン <6367> 24,685円 (+1,860円、+8.2%)
ダイキン工業 <6367> [東証P]が続急伸。9日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比2.6%増の2670億円となる見通しを示した。前期に続き最終利益は最高益更新を計画する。また、前期の配当を10円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比70円増配の320円とした。世界的な空調メーカーとしての業績の安定感とともに、大幅増配の計画を示したことも評価され、資金が流入したようだ。今期の売上高は同3.3%増の4兆5400億円を見込む。想定為替レートは1ドル=138円、1ユーロ=150円とした。主力の空調事業では国内、欧州、米州、アジアで増収を計画する。
■栗田工 <6370> 6,748円 (+508円、+8.1%)
栗田工業 <6370> [東証P]が急反発。同社は5月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、24年3月期の連結最終利益は前の期比45.0%増の291億円に拡大し、25年3月期も前期比13.1%増の330億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで3期連続の増益になる。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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