―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月6日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 バイク王 <3377>
22年11月期の経常利益(非連結)は前の期比27.6%増の22.5億円に伸びたが、23年11月期は前期比4.8%減の21.5億円に減る見通しとなった。
▲No.3 フェリシモ <3396>
23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比45.1%減の7億1700万円に落ち込んだが、通期計画の9億4200万円に対する進捗率は76.1%に達し、5年平均の63.0%も上回った。
▲No.4 ジュンテン <9835>
23年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.9%減の11.3億円に減ったが、通期計画の5.5億円に対する進捗率が205.5%とすでに上回り、さらに5年平均の146.3%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3377> バイク王 東S -2.57 1/10 本決算 -4.83
<9369> キユソ流通 東S -1.29 1/10 本決算 8.93
<3396> フェリシモ 東S -0.70 1/10 3Q -45.10
<9835> ジュンテン 東S -0.69 1/10 3Q -21.91
<2668> タビオ 東S -0.44 1/10 3Q 黒転
<4494> バリオ 東S -0.27 1/10 3Q 2.33
<2830> アヲハタ 東S -0.04 1/10 本決算 -23.66
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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