ハローズ、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ハローズ <2742> が12月25日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比51.2％増の54.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の67億円→70.2億円(前期は53.1億円)に4.8％上方修正し、増益率が26.1％増→32.2％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の28.3億円→31.5億円(前年同期は28.4億円)に11.3％増額し、一転して11.1％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比40.1％増の15.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.4％→4.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年２月期第３四半期（累計）におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛による生活者の購買行動の変化から食料品を中心とした在宅用消費が増加しました。　当社は、それらに対応するため、お客様及び従業員への感染防止の安全・衛生対策を強化しつつ、お客様がいつでも買い物できる365日全店24時間営業の継続及び商品仕入れ対策等を行ったことで、全般的に売上及び利益は好調に推移しました。以上のことから、通期の業績予想につきまして、前回発表から修正します。　本資料の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでおります。実際の業績等は、様々な要因の変化により、予想と異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。