ハローズ、上期経常を52％上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額、配当も4円増額

　ハローズ <2742> が9月11日大引け後(15:05)に業績・配当修正を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)を従来予想の25億円→38億円(前年同期は24.7億円)に52.0％上方修正し、増益率が1.2％増→53.8％増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も従来予想の54億円→67億円(前期は53.1億円)に24.1％上方修正し、増益率が1.7％増→26.1％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の14円→16円に増額し、下期配当も従来計画の14円→16円に増額修正した。年間配当は32円(前期は28円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年２月期第２四半期（累計）におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛による生活者の購買行動の変化から食料品を中心とした在宅用消費が増加しました。　当社は、それらに対応するため、お客様及び従業員への感染防止の安全・衛生対策を強化しつつ、お客様がいつでも買い物ができる365日全店24時間営業の継続及び商品仕入れ対策等を行ったことで、全般的に売上及び利益は好調に推移いたしました。以上のことから、上半期の業績予想につきましては、前回発表から修正いたします。　また、通期の業績予想につきましても、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響が予測困難なため、当初の下半期の予想を据え置いたうえで修正いたします。

　　当社は、株主に対する利益還元については、経営の最重要課題の一つとして位置づけており、主に出店等の設備投資など、経営基盤の確立に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な配当の継続を基本方針としております。　2021年２月期の業績動向は売上及び利益ともに好調に推移しており、業績予想を上記のとおり上方修正したことに伴い、配当予想につきましても、中間配当を２円増配し16円及び期末配当を２円増配し16円とし、年間配当を４円増配の32円に修正いたします。　本資料の業績予想及び配当予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでおります。実際の業績等は、様々な要因の変化により、予想と異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。