アイケイ、前期最終を赤字拡大に下方修正

　アイケイ <2722> [東証Ｐ] が7月11日大引け後(17:30)に業績修正を発表。22年5月期の連結最終損益を従来予想の5億2800万円の赤字→9億0500万円の赤字(前の期は3億2100万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7000万円の黒字→3億0700万円の赤字(前年同期は200万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は前回予想を若干下回る16,335百万円になる見込みであります。営業利益は、売上総利益率を46.9％で計画していたところ、着地見込みは45.3％と1.6ポイントダウンする見込みです。これは、ダイレクトマーケティング事業の 「スピードヒート温熱ベスト」の在庫に対する評価減108百万円を計上することと、原材料等の値上がりによる原価率のアップによります。これらの影響により、前回予想より226百万円下振れし、△360百万円になる見込みです。経常利益についても営業利益同様に203百万円下振れとなり、△323百万円になる見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、前述の影響に加え、上段の特別損失の計上を行う見込みでありますことから△905百万円になる見込みであります。（注）上記業績予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成しており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。