―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の3月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 トリケミカル <4369>
23年1月期の連結経常利益は前の期比16.8%増の61.8億円に伸びたが、24年1月期は前期比11.9%減の54.5億円に減る見通しとなった。
▲No.2 ギフトHD <9279>
23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比33.0%減の5.4億円に落ち込み、11-4月期(上期)計画の10億円に対する進捗率は4年平均の66.8%を下回る54.7%にとどまった。
▲No.4 アスクル <2678>
23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比3.5%減の102億円に減り、通期計画の143億円に対する進捗率は71.8%となり、5年平均の73.5%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4369> トリケミカル 東P -14.92 3/15 本決算 -11.90
<9279> ギフトHD 東P -13.84 3/15 1Q -32.97
<3565> アセンテック 東P -3.02 3/15 本決算 18.31
<2678> アスクル 東P -2.85 3/15 3Q -3.54
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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