<動意株・29日>(前引け)=不動産セクター、アスクル、東京通信
アスクル<2678.T>=上値指向強め5日続伸。28日の取引終了後に発表した6月度(5月21日~6月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比6.6%増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。主力のBtoB事業が同4.0%増となったほか、LOHACO事業がZホールディングス<4689.T>と連携した販促効果で同23.5%増となったことが寄与した。
東京通信<7359.T>=急伸。同社はスマートフォンゲームを主力とするアプリ開発及びネット広告代理事業を行っており、M&Aや事業提携にも積極的。6月に入り株価は激しく動意しているが、直近は1000円近辺で売り買いを交錯させていた。そうしたなか、28日取引終了後にArithmer(東京都文京区)、NSCホールディングス(東京都千代田区)とメタバース事業創出を目的とした合弁会社を設立することを発表、これが株価を強く刺激する材料となった。新たに設立する会社では、人工知能(AI)・3DCGを機能させたプラットフォームに関する事業を行い、ユーザーは提供された仮想空間でさまざまなサービスを体験できるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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