2021年5月期業績予想の修正を発表。営業利益は108億円から130億円に上方修正している。コロナ禍において医療機関や企業を中心に消毒液や飛沫防止パネルといった製品需要が増えるなど、採算の良い衛生関連用品の販売が伸びた。また、在宅勤務の浸透で落ち込んだオフィス用品の販売も回復傾向にあるようだ。あわせて、自己株式400万株(発行済み株式総数の7%)を31日に消却すると発表したほか、5月20日を基準日として1株を2株にする株式分割も発表している。
三菱地所<8802>
2月に入りリバウンド基調を強め、足元では1900円前半レベルで上値を抑えられる形となるなか、25日線を支持線に下値を切り上げており、煮詰まり感が意識されてきている。昨年11月の戻り高値水準を上値抵抗とした攻防から上放れつつあり、抵抗帯突破でリバウンド基調が一段と強まりやすいだろう。
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