コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスのニュース一覧
<話題の焦点>=猛暑予想のこの夏、“強炭酸飲料”がブームに
サントリー食品インターナショナル<2587.T>は、“強炭酸プラス強力カフェイン”の「ペプシストロング」シリーズから「ペプシストロング5.0GV」と「ペプシストロング5.0VG<ゼロ>」を、6月21日から全国で発売した。この新商品は、最高ガスボリューム5.0GVに耐えられるボトルを新たに採用することで“史上最強炭酸ペプシ”を実現したという。強力カフェインはそのままに、香料の配合を見直すことで、今までの「ペプシストロング」を上回る強い刺激と爽快感が楽しめるのが特長という。GV(ガスボリューム)は、飲料中の炭酸ガスの含有量を表す単位で、標準状態で、1リットルの液体に1リットルの炭酸ガスが溶けている場合を1GVとしている。
アサヒグループホールディングス<2502.T>子会社のアサヒ飲料は、ロングセラーブランドの強炭酸ミネラルウォーター「ウィルキンソン タンサン」の新フレーバーとして「ウィルキンソン タンサン ドライコーラ」を7月19日から全国で新発売する。外見は無色透明だが、香りはコーラという意外性と強めの炭酸で新しい需要を掘り起こす。これに伴い7月から、炭酸水「ウィルキンソン」シリーズの増産を計画している。
キリンホールディングス<2503.T>の子会社キリンビバレッジも、強炭酸であることを全面に打ち出した「キリンメッツ ブラック」を5月10日から自動販売機限定で投入した。同社は特定保健用食品の「メッツコーラ」で先行しており、コーラ市場に健康性のキーワードを持ち込んだだけに、自販機で対抗商品を出した格好。メッツのレモンとグレープフルーツは、もともと強炭酸が特長で売り上げは好調な推移をみせている。
コカ・コーライーストジャパン<2580.T>、コカ・コーラウエスト<2579.T>などの日本コカ・コーラグループは、強炭酸の刺激とレモンライムフレーバーの味わいが特長の炭酸飲料「スプライト」に、ひとしぼりのレモンとライムの果汁を加えて刷新し、5月30日から全国でリニューアル発売している。また、サッポロホールディングス<2501.T>の「ポッカサッポロおいしい炭酸水」は純水を使用しているのが特長で、炭酸の強さが際立っているとの評価がある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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