業界別の販売状況としては、流通・小売業業界、外食・各種サービス業界及び情報・通信業界において売上が大きく伸びた。流通・小売業業界及び外食・各種サービス業界では人気コンテンツライセンスを活用した店頭施策を実施し、それにSNSやLINEなどのデジタル領域のプロモーションや商品化を絡めた大型プロモーション施策を受注できたこと、情報・通信業界では、クライアントのキャッシュレス決済普及キャンペーンに伴うプロモーションやオンラインイベントの企画、グッズ制作、運営を受託できたことにより販売高が増加した。一方、自動車・関連品業界では、前年度においては、周年記念事業の一環のグッズ制作の案件が採用されたが、当年度においては、同規模の案件が発生しなかったことや特に上期において外出自粛の影響でクライアントの店頭販売が不調であったことから減少した。
当年度における連結業績は、主に流通・小売業業界、外食・各種サービス業界及び情報・通信業界において売上を大きく伸ばしたことにより、売上高は増収となった。販売費及び一般管理費は新型コロナウイルス感染症の影響により顧客訪問などの営業活動が減少したが、案件の複雑化に対応するための前年から続く人員の増強により、26.05億円(前期比5.9%増)となったが、各利益ともに大幅な増益となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%増の120.00億円、営業利益が同17.8%増の6.50億円、経常利益が同6.6%増の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%減の4.50億円を見込んでいる。
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