<動意株・9日>(前引け)=ショーケース、ストリーム、アールエイジ
ストリーム<3071.T>=カイ気配。8日の取引終了後、第2四半期累計(2~7月)連結決算を発表しており、売上高140億200万円(前年同期比22.6%増)、営業利益2億6100万円(同3.6倍)、純利益2億3200万円(同7.3倍)となったことが好感されている。新型コロナウイルス感染症対策に伴うリモートワークや巣ごもり需要の増加により、リモートワークに必要となるパソコン、タブレットといったIT商品及びマウス、キーボードなどの周辺機器が大幅に伸長したほか、空気清浄器、掃除機、調理家電なども好調に推移した。また、各サイト及び商品ごとのきめ細かい価格の見直しによる粗利率の改善や固定費の削減に取り組んだことも奏功した。なお、21年1月期通期業績予想は、売上高244億3000万円(前期比4.4%増)、営業利益1億1600万円(同28.1%減)、純利益2300万円(同66.9%減)の従来見通しを据え置いている。
アールエイジ<3248.T>=一時ストップ高。同社は首都圏でマンション賃貸管理を手掛けるほか、自社で不動産開発も行っている。8日取引終了後に発表した20年10月期第3四半期(19年11月~20年7月)決算は営業利益が前年同期比5.4%減の4億2900万円だった。ただ、5~7月期としては前年同期を44%も上回っており、足もとの利益の伸びがポジティブ視されている。時価総額20億円程度と小型で足が軽く、PER6倍台、PBR0.5倍台、配当利回り4.9%近辺と指標面で割安さが際立っていることも買いを誘導する背景となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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