既存事業の裾野を広げながら新規領域への投資も積極的に行うことで当初の計画を上回り、売上高及び最終利益は過去最高の実績を計上した。
また、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を大きく上回ったことから、「通期連結業績予想値と実績値との差異及び剰余金の配当に関するお知らせ」をリリースし、配当についても63.2円の予想に対し、82.7円(+19.5円)と増配を発表している。
基幹事業である人材・教育ビジネスは、人材(既存社員・応募者)の志向を確実に捉えた仕事の開拓と、人材育成の促進・管理体制の強化に注力することで、採用率・社員定着率共に向上し、過去最高の在籍人員・売上高へと繋げグループ全体の業績を大幅にけん引した。
不動産ビジネスは、事業展開エリア・地域に見合った商品展開の選択と集中を進めることによって、最適な利益パフォーマンスを出せる事業構造の構築を進めた。当期は北海道における戸建住宅メーカーの豊栄建設株式会社を子会社化することによって、従来からのデベロップメント関連を中心とした事業構造を、より強固で安定した経営基盤へと進化させ、過去最高の売上高を計上した。
情報通信ビジネスは、飽和状態にある携帯電話業界において、前期まで店舗のスクラップを進めたが、当期は更なる拡大基盤の構築に向け投資を行うことで再び店舗増となり、九州エリアでの存在感を増すことができた。
2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.1%増の1,451.37億円、営業利益が同3.2%増の72.88億円、経常利益が同1.1%増の70.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の46.35億円を見込んでいる。
<MW>
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