「パチンコ・パチスロ」が19位にランクイン、SANKYO上方修正で注目度上昇<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「パチンコ・パチスロ」が19位にランクインしている。
パチンコ大手のSANKYO<6417.T>が17日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1350億円(前期比59.1%増)へ、営業利益を290億円から450億円(同2.1倍)へ、純利益を200億円から350億円(同89.5%増)へ上方修正したことが「パチンコ・パチスロ」へ関心を高めるきっかけとなっている。
同社の上方修正は、22年3月期に販売したパチンコ機「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」がロングラン稼働となったことなどから、パチンコ機販売台数を期初計画の21万台から25万台(前期16万4000台)に引き上げたことが要因。また、パチスロ機については、22年7月に投入した「パチスロアクエリオン ALL STARS」を皮切りに6.5号機の販売を推進することに加え、メダルレスで遊技が可能となる次世代パチスロ機「スマートパチスロ」の第1弾「L 革命機ヴァルヴレイヴ」投入などにより販売台数を期初計画の3万台から4万台(前期2万2000台)に見直したことも寄与する。
特に注目されているのが、パチスロの6.5号機だ。現在、ホールに導入されているパチスロは6号機と呼ばれる機種が主流だが、今年6月以降「6.5号機」と呼ばれる、規制が緩和された機種が登場した。更に11月には物理的なメダルを使用しないスマートパチスロ(スマスロ)も登場する予定で、業界に好影響を与えることが期待されている。
こうした事業環境の変化もありテーマとしての関心が高まっているが、この日はSANKYOが高値警戒感から売られているほか、平和<6412.T>、ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>なども冴えない動き。半面、ゲンダイエージェンシー<2411.T>、ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249.T>、アクセル<6730.T>は高い。
出所:MINKABU PRESS
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