ゲンダイが５日続伸、今期営業損益３億円の黒字化と７円復配予想を好感

　ゲンダイエージェンシー<2411.T>が５日続伸、一時6．６％高と上げ足を加速させている。同社は遊技場向け広告制作の大手で、前期の業績は新型コロナウイルスの感染拡大もあって低迷を余儀なくされたが、今期はコロナの影響がピークアウトすることを背景に急回復が見込まれている。同社が前週末１６日取引終了後に発表した２２年３月期業績予想は営業損益段階で３億円の黒字（前期実績は２億９０００万円の赤字）を予想、更に７円復配を見込んでおり、これを評価する形で投資資金を引き寄せている。株価は３００円台で値ごろ感があり、上値を見込んだ短期資金の買いが活発。テクニカル的にも５日・２５日移動平均線のゴールデンクロスを達成し、上放れの様相をみせている。

出所：MINKABU PRESS