ゲンダイ、今期経常を一転17%増益に上方修正
併せて、通期の同利益を従来予想の10.4億円→13.2億円(前期は11.2億円)に26.9%上方修正し、一転して16.9%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→7.2億円(前年同期は6億円)に62.8%増額し、一転して20.2%増益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.6%増の4.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.7%→10.3%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高については、広告事業において前回発表予想比で+1,200百万円増加する見込みであります。 当第3四半期連結累計期間のパチンコホール広告市場につきましては、当期初時点においては、パチンコホールの収益性悪化により、コストダウンの圧力が強まる結果、経常的な広告需要は減少し、さらには、本年5月の伊勢志摩サミット開催に関連して全国のパチンコホールにおいて新台入替自粛が行われる結果、単月の入替広告需要も大幅に減少するものと予想しておりました。当社グループでは、こうした予想を踏まえ、新規大手顧客の開拓やインターネットメディアの拡販、パチンコホール業界以外の異業種向けプリンティング事業の営業強化等に精力的に取り組んだ結果、受注の減少を最小限に食い止めることができました。 さらに、第2四半期以降においても、大手顧客を中心とする広告需要は引き続き低調であったものの、12月の需要期における受注の最大化の取組みの奏功や、自社メディアである「パチ7」等の販売が堅調に推移したこともあり、収益面の底上げに寄与しました。 これらの結果、売上高は前回発表予想比で増加する見込みであります。 また、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、主として広告事業における売上高の増加に伴うマージンの増加により、それぞれ前回発表予想比で増加する見込みであります。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的 であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性が あります。
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