<動意株・28日>(前引け)=DNAチップ、テクノスJ、シノプス
テクノスジャパン<3666.T>=底値圏から急速に出直る動き。同社はERP(統合基幹システム)、CRM(顧客管理システム)の導入支援など企業のDXコンサルティングを展開するほか、企業と企業を結ぶデータ基盤プラットフォームでサプライチェーン効率化を実現するCBPにも注力、業績は2ケタ増収増益基調が続いており、24年3月期は営業利益段階で前期比11%増の14億4000万円を予想している。そうしたなか、27日取引終了後、今期配当(期末一括)予想の修正を発表、従来計画の16円から18円(前期は15円50銭)に増額しており、好業績を背景とした株主還元強化を評価する買いを呼び込んでいる。
シノプス<4428.T>=大幅高で4連騰し昨年来高値更新。27日の取引終了後、惣菜に特化した需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD 惣菜」がイオン九州<2653.T>に採用され、GMS(総合スーパー)とSM(スーパーマーケット)250店舗に導入されることになったと発表しており材料視されている。イオン九州は、13年からシノプスの需要予測型自動発注サービス「sinops-R5」など、複数のsinopsシリーズを導入し、日配品やグロサリーなどの分野で稼働しており、日配品用のロジックで惣菜の自動発注も行っていた。今回の採用は惣菜に特化し、より高精度な需要予測を可能とするためで、高精度な需要予測データに基づく発注により、チャンスロスと値引き・廃棄ロス低減の両立を目指すとしている。なお、2月28日から各店舗に順次導入を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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