増加が見込まれる国際共同治験の受注に向け、
事業基盤を固める。
サイトサポートは来年2月の臨時株主総会で株式交換を承認し、
3月26日に東証マザーズを上場廃止となる予定。
サイトサポートの子会社化でシミックは、
ＣＲＯが臨床試験を一元管理する体制を構築し業務を効率化する。

シミックの中村和男社長がサイトサポートの発行済み株式の
5割超を実質的に保有しており関係が深かった。

３日、シミックが同社を株式交換で完全子会社化すると発表。
サイトサポ１株に対し、シミック株０．０３９１株を割り当て。

ＣＲＯ（医薬品開発事業）が柱のシミックは、
ＳＭＯ（治験施設支援機関）に強みを持つサイトサポを
子会社化することで治療支援業務の強化を図る。

株式交換による完全子会社化で、
サイトサポは今０８年９月期よりシミックの連結対象と。
シミック連結業績に与える影響は年間で売上高約３０億円、
営業利益５億円程度の増収・増益要因になる見通し。

両社の３日終値はシミックが３万５００円、
サイトサポが９８０円。３日終値ベースで、
株式交換比率を考慮したサイトサポの理論価格は１１９２円。




ＳＳＩは買い気配アップ、シミックとの株式交換巡り換算思惑(東洋経済新報社)
2007/12/04(09:25)
http://minkabu.jp/stock/2386/news/8053