エイジアが一時１６％高、２２年３月期は４６％営業増益見込み５円増配へ

　エイジア<2352.T>が急反発し一時、前日比２８６円（１５．５％）高の２１３０円に買われ、年初来高値を更新している。１１日の取引終了後に発表した２２年３月期連結業績予想で、売上高３１億５０００万円（前期比３３．７％増）、営業利益６億円（同４５．８％増）、純利益３億３９００万円（同５２．３％増）と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比５円増の３０円としたことが好感されている。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響からデジタル化需要が増加していることや、カスタマーサクセスの本格稼働によりクラウドサービスが伸長する見通し。また、２０年１０月に連結化したコネクティのフル寄与も貢献する。

　なお、２１年３月期決算は、売上高２３億５６００万円（前の期比２５．６％増）、営業利益４億１１００万円（同１１．０％減）、純利益２億２２００万円（同３０．６％減）だった。

　同時に、中期経営計画の目標値についても上方修正しており、２２年３月期の売上高を２２億円から３１億５０００万円へ、２３年３月期を同２６億円から３８億円へ引き上げている。

出所：MINKABU PRESS