アルバイトＴ、今期経常を一転67％減益に下方修正、配当は2円増額

　アルバイトタイムス <2341> [東証Ｓ] が12月25日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年2月期の連結経常利益を従来予想の7200万円→2200万円(前期は6700万円)に69.4％下方修正し、一転して67.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の600万円の黒字→4400万円の赤字(前年同期は8700万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の3円→5円(前期は3円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回公表時の予想数値においては、新型コロナウイルス感染症の影響が低減し、経済活動が回復に向かい、雇用環境は緩やかに改善することを前提としておりましたが、想定よりも改善のスピードが遅いため売上高が予想を下回る見通しとなりました。しかしながら、販売管理費等のコストの見直しにより営業利益は予想を上回る見通しとなりました。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は本日公表いたしました自己株式の公開買付けに係る費用を上記の通り営業外費用に計上する予定であるため予想を下回る見通しであります。

　　当社は当期において設立から50周年を迎えました。　これもひとえに株主様をはじめ、関係各位の多大なご支援の賜物と心より感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に対し感謝の意を表するため、2024年２月期の期末配当について、普通配当に加え１株につき２円の記念配当を実施する方針を決議いたしました。　この結果、普通配当と合わせた年間配当は、１株当たり５円となります。　なお、本件につきましては、2024年５月開催予定の第51回定時株主総会に付議する予定です。