―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 いちご <2337>
22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比37.3%減の26.6億円に落ち込み、通期計画の74.5億円に対する進捗率は35.8%にとどまり、5年平均の55.9%も下回った。
▲No.5 三栄建築 <3228>
21年8月期の連結経常利益は前の期比64.8%増の118億円に拡大したが、22年8月期は前期比5.4%減の112億円に減る見通しとなった。
▲No.6 デザインワン <6048>
21年8月期の連結経常利益は前の期比20.3%減の1億6900万円になり、22年8月期も前期比42.0%減の9800万円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7608> SKジャパン 東1 -11.01 10/14 上期 55.88
<7599> IDOM 東1 -10.54 10/14 上期 186.34
<9418> USENHD 東1 -9.14 10/14 本決算 8.34
<2337> いちご 東1 -8.70 10/14 上期 -37.30
<3228> 三栄建築 東1 -7.87 10/14 本決算 -5.38
<6048> デザインワン 東1 -6.58 10/14 本決算 -42.01
<4668> 明光ネット 東1 -6.42 10/14 本決算 -1.17
<8233> 高島屋 東1 -2.64 10/14 上期 赤縮
<3627> JNS 東1 -0.19 10/14 上期 -10.71
<8203> MrMax 東1 -0.16 10/14 上期 -29.72
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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