―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月5日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 リソー教育 <4714>
24年2月期の連結経常利益は前の期比7.0%増の26.1億円になり、25年2月期も前期比2.1%増の26.7億円に伸びる見通しとなった。
★No.2 プロパスト <3236>
24年5月期第3四半期累計(23年6月-24年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比26.0%増の27.1億円に伸び、通期計画の21.7億円に対する進捗率が124.7%とすでに上回り、さらに5年平均の110.0%も超えた。
★No.3 クリエイトS <3148>
24年5月期の連結経常利益を従来予想の198億円→216億円(前期は194億円)に9.1%上方修正し、増益率が1.9%増→11.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4714> リソー教育 東P +38.99 4/ 8 本決算 2.14
<3236> プロパスト 東S +6.00 4/ 8 3Q 26.01
<3148> クリエイトS 東P +5.28 4/ 8 3Q 11.81
<3280> エストラスト 東S +4.20 4/ 8 本決算 47.60
<4992> 北興化 東S +2.72 4/ 8 1Q -16.85
<6555> MSコンサル 東S +2.49 4/ 8 本決算 51.40
<7811> 中本パックス 東S +2.24 4/ 8 本決算 6.79
<2303> ドーン 東S +0.74 4/ 8 3Q 3.63
<8278> フジ 東P +0.62 4/ 8 本決算 1.88
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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