―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月4日から5日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ウッドF <8886>
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比58.1%減の8300万円に大きく落ち込み、6-11月期(上期)計画の5億2000万円に対する進捗率は16.0%にとどまり、5年平均の51.2%も下回った。
▲No.2 ノダ <7879>
18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比15.9%減の30.2億円に減り、通期計画の41億円に対する進捗率は73.7%にとどまったものの、5年平均の67.0%を上回った。
▲No.4 ワンダコーポ <3344>
19年3月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は7400万円の赤字(前年同期は5100万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8886> ウッドF JQ -17.72 10/ 5 1Q -58.08
<7879> ノダ 東2 -16.73 10/ 5 3Q -15.88
<7713> シグマ光機 JQ -9.02 10/ 5 1Q 18.29
<3344> ワンダコーポ JQ -8.44 10/ 5 上期 -79.29
<8931> 和田興産 JQ -3.60 10/ 5 上期 8.16
<2300> きょくとう JQ -3.45 10/ 5 上期 2.04
<2493> イーサポート JQ -0.83 10/ 5 3Q -69.53
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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