国内大手証券、食品・日用品セクター10社の決算発表を受けたリポート発行◇
SMBC日興証券では、前週末12日に決算発表を行った食品・日用品セクターの銘柄で、同社がカバレッジする10社(アリアケジャパン<2815.T>、ユニ・チャーム<8113.T>、東洋水産<2875.T>、ヤクルト本社<2267.T>、ハウス食品グループ本社<2810.T>、カルビー<2229.T>、日清食品ホールディングス<2897.T>、資生堂<4911.T>、日清製粉グループ本社<2002.T>、明治ホールディングス<2269.T>)について検証。
このなか決算発表を受け、同証券が食品セクターでポジティブ印象だった企業は日清粉Gとヤクルト本社、また日用品セクターでポジティブ印象だった企業としてユニ・チャームを挙げている。一方、食品セクターでネガティブ印象だった企業はカルビーを挙げている。
日清粉Gは17年3月期決算と18年3月期業績予想はサプライズなしだが、100億円または700万株(発行済株式数の2.32%)を上限とする自己株式取得を発表したことを評価。また、ヤクルト本社については、公表した中期経営計画で海外事業の成長だけでなく、国内飲料食品事業でも営業利益率を21年3月期に10.7%へ高めるとした点などをポジティブ視している。
また、日用品セクターでポジティブ印象としたユニ・チャームについては、17年12月期のコア営業利益が前年同期比24%増益の188億円と、同社の通期計画(6.2%増益)を大きく超えており、タイでの流通網再構築にかかる混乱の悪影響を、中国、インドネシア、インドやベトナムの成長でカバーしており、海外事業の復活を再確認できたとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
このなか決算発表を受け、同証券が食品セクターでポジティブ印象だった企業は日清粉Gとヤクルト本社、また日用品セクターでポジティブ印象だった企業としてユニ・チャームを挙げている。一方、食品セクターでネガティブ印象だった企業はカルビーを挙げている。
日清粉Gは17年3月期決算と18年3月期業績予想はサプライズなしだが、100億円または700万株(発行済株式数の2.32%)を上限とする自己株式取得を発表したことを評価。また、ヤクルト本社については、公表した中期経営計画で海外事業の成長だけでなく、国内飲料食品事業でも営業利益率を21年3月期に10.7%へ高めるとした点などをポジティブ視している。
また、日用品セクターでポジティブ印象としたユニ・チャームについては、17年12月期のコア営業利益が前年同期比24%増益の188億円と、同社の通期計画(6.2%増益)を大きく超えており、タイでの流通網再構築にかかる混乱の悪影響を、中国、インドネシア、インドやベトナムの成長でカバーしており、海外事業の復活を再確認できたとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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