決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … トヨタ、サイバー、三菱ケミＧ (11月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　オルガノ <6368>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.6％増の85.3億円に伸びたが、通期計画の207億円に対する進捗率は41.3％となり、5年平均の38.6％とほぼ同水準だった。

★No.3　日油 <4403>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の380億円→425億円(前期は431億円)に11.8％上方修正し、減益率が12.0％減→1.6％減に縮小する見通しとなった。

★No.4　ぐるなび <2440>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益はトントン(前年同期は15.6億円の赤字)に回復した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4980> デクセリ 　　　東Ｐ 　 +22.88 　 11/ 1　　上期　　　-26.50
<6368> オルガノ 　　　東Ｐ 　 +13.73 　 11/ 1　　上期　　　 14.60
<4403> 日油 　　　　　東Ｐ 　 +13.01 　 11/ 1　　上期　　　 -1.36
<2440> ぐるなび 　　　東Ｐ 　 +10.11 　 11/ 1　　上期　　　　　－
<4188> 三菱ケミＧ 　　東Ｐ　　 +9.61 　 11/ 1　　上期　　　　6.71

<4751> サイバー 　　　東Ｐ　　 +9.37 　 11/ 1　本決算　　　 20.41
<6971> 京セラ 　　　　東Ｐ　　 +8.45 　 11/ 1　　上期　　　-25.35
<6963> ローム 　　　　東Ｐ　　 +7.75 　 11/ 1　　上期　　　-29.35
<7203> トヨタ 　　　　東Ｐ　　 +6.56 　 11/ 1　　上期　　　 91.98
<8056> ビプロジー 　　東Ｐ　　 +6.53 　 11/ 1　　上期　　　 17.21

<9990> サックスバー 　東Ｐ　　 +5.62 　 11/ 1　　上期　　　186.33
<2335> キューブシス 　東Ｐ　　 +5.27 　 11/ 1　　上期　　　 32.66
<2222> 寿スピリッツ 　東Ｐ　　 +4.47 　 11/ 1　　上期　　　118.27
<9960> 東テク 　　　　東Ｐ　　 +3.78 　 11/ 1　　上期　　　 37.72
<6762> ＴＤＫ 　　　　東Ｐ　　 +2.55 　 11/ 1　　上期　　　-33.06

<7173> 東京きらぼし 　東Ｐ　　 +2.50 　 11/ 1　　上期　　　 38.53
<4151> 協和キリン 　　東Ｐ　　 +1.95 　 11/ 1　　　3Q　　　　6.51
<4528> 小野薬 　　　　東Ｐ　　 +1.77 　 11/ 1　　上期　　　 22.56
<9064> ヤマトＨＤ 　　東Ｐ　　 +1.54 　 11/ 1　　上期　　　-30.83
<7989> ブラインド 　　東Ｐ　　 +1.22 　 11/ 1　　　3Q　　　 -6.86

<9010> 富士急 　　　　東Ｐ　　 +1.06 　 11/ 1　　上期　　　165.02
<9412> スカパーＪ 　　東Ｐ　　 +1.01 　 11/ 1　　上期　　　 18.94
<4847> インテリＷ 　　東Ｐ　　 +0.69 　 11/ 1　　　1Q　　　-46.04
<4005> 住友化 　　　　東Ｐ　　 +0.50 　 11/ 1　　上期　　　　赤転
<3738> ティーガイア 　東Ｐ　　 +0.39 　 11/ 1　　上期　　　-22.90

<7518> ネットワン 　　東Ｐ　　 +0.24 　 11/ 1　　上期　　　-28.60

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース