寿スピリッツ、前期経常を24％上方修正・最高益予想を上乗せ

　寿スピリッツ <2222> [東証Ｐ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の82.8億円→102億円(前の期は29.2億円)に24.3％上方修正し、増益率が2.8倍→3.5倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の52.2億円→72.4億円(前年同期は34億円)に38.6％増額し、増益率が53.6％増→2.1倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上面は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限や水際対策が緩和され、事業環境が想定以上に回復に向かった中で、主力商品対策や季節イベント対策、催事出店の推進などの販売施策が奏功したことなどにより、前回予想を上回る見込みであります。利益面におきましても、主に売上高が前回予想を上回ったことにより、営業利益及び経常利益は、前回予想を上回る見込みであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、賃上げ促進税制の適用により、税金費用が軽減されたことも加わり、前回予想を上回る見込みであります。※業績予想の利用に関する注意事項業績予想は、今日現在入手可能なデータによって当社が合理的に判断した予想であり、実績は種々の要因により変動することがあります。