トライＳＴＧがカイ気配スタート、１７年２月期業績・配当予想を上方修正

　トライステージ<2178.T>がカイ気配スタートとなっている。２８日の取引終了後、１７年２月期の連結業績予想について、売上高を４０４億７８００万円から４７１億２９００万円（前期比２６．９％増）へ、営業利益を５億８５００万円から１３億２０００万円（同４７．０％増）へ、純利益を１億３００万円から６億１４００万円（同２９．５％増）へ上方修正したことが好感されている。

　ダイレクトマーケティング支援事業やダイレクトメール発送代行事業が好調に推移していることに加えて、人員採用が計画を下回っていることや、新規事業の開始時期を調整したことなどで販管費が想定を下回る見込みとなることが貢献するとしている。

　また業績予想の修正に伴い、従来７６円を予定していた期末一括配当について、１４円増額し９０円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績の７５円に対しては、１５円の増配となる予定だ。

　同時発表した第３四半期累計（３～１１月）決算は、売上高３５１億９８００万円（前年同期比２６．６％増）、営業利益１２億７１００万円（同６４．７％増）、純利益７億４６００万円（同７５．８％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）